ふふふふふ、フハハハハハハ!!フハハ!!

是非、見てもらいたいモノがある
これだ
凄まじい破壊力を持つポケモンだよ。
コイツは野生ではない。
配信なのかは分からない。
コイツは地上で造られた物ではない
カブトプスを改造したポケモンだ。
最高のショーだと思わんかね!!?



P.S
季節が「冬」になると
どっかの橋の上にある町にレッドが来るらしい。

宵闇幻影奇譚−ヨイヤミゲンエイノキタン−  第1夜「華羅市」

ココは日本
私たちが住んでいる国だ。
しかし、最近は色々問題が起こっている。
その一つが
「水位上昇」。
この災害により日本の
およそ10分の6は沈んでしまった。
そして、この物語の主人公は
日本の北にある島、蓬莱島に住んでいた。
ここはかつて、「北海道」と呼ばれていた。
そして、
この物語はココから始まる――――




私は紗鬼。
この蓬莱島の住人だ。
今は高校1年。
普通の高校生。
一応女なのだが
高校生には見えないほどの身長だ。
小学生と言っても不思議ではないくらい
低い。
「どうしたの?サキちゃん」
この子は彩華。
私の同級生だ。
「なんでもないよ」
心の中で自己紹介してたなんて言えないだろう。
「そっか」
こんな他愛もない会話をしてる内に
私たちの高校、
「華羅市第三北高等学校」についた。
通称「北第三高校」
「でもさー、何で第三しかないんだろう、
第一とか第二とかあっても良いよね〜」
「そうだな、何故無いんだろうな」
「何かに潰されたとか?」
「無えよ」
そんなこんなで教室に着いた。
いつも通りの騒がしさ。
これが平和って言うものだろうか…
そして私は隣の世間話に耳を傾ける。
「なぁ!聞いたか!?今日転校生来るらしいぞ!!」
ほぉ、良い事を聞いた。
どんな奴だろう。
っと、そろそろ始業の鐘がなるな
「さあ、今日は転校生を紹介する」
早速か
「始めまして、あたしは西高から来た、『仲瀬摩耶子』です
よろしく」
西高か、珍しいな。
その刹那


ズドォォォォン!!!!


「何だ!?」
「何!?地震!?」
生徒たちが騒いでいる。
教室の机や窓、椅子が悲惨な事になっていた。
何だ?生徒は窓から体を乗り出して
外を見ていた。
私も見てみたい衝動に駆られて
外を見た
「何だ…あれは…!!」
思わず口に出てしまった。
なぜかって?
それは目の前に
巨大な、<<ロボット>>
があったからだ。




    続く

アンインストール 歌詞

あの時最高のリアルが向こうから
会いに来たのは
ぼくらの存在はこんなにも単純
だと嗤いにきたんだ。
耳を塞いでも
両手を擦り抜ける真実に惑うよ。
細い体の
何処に力を入れて立てば良い?
アンインストール
アンインストール
この星の無数の塵の一つだと
今の僕には
理解デキナイ
(アンインストール)
アンインストール
恐れを知らない戦士の
用に
振舞うしかない。
アンインストール


ぼくらの無意識は勝手に
研ぎ澄まされていくようだ。
ベッドの下の輪郭の無い気配にこの目が
開く時は
心など無くて
何もかも壊してしまう
激しさだけ
静かに消えてゆく。
 季 節
春夏秋冬も選べないと
ゆうのなら
アンインストール
アンインストール
僕の代わりが居ないなら
普通に流れてたあの
日常を
アンインストール
ああいっそ
この手で終わらせたくなる
なにも
悪い事じゃない
アンインストール



アンインストール
アンインストール
この星の無数の塵の
一つだと
今の僕には
理解デキナイ
(アンインストール)
アンインストール
恐れを知らない戦士の
用に
振舞うしかない
アンインストール

砂鬼(サキ)
サクヤの本名。
実は第五の鬼で、実力は零鬼や茶鬼よりも上とされる。
年は500000年生きていて風貌は雨鬼と同じくらいの少女。
性格は男勝り。焦ると北海道弁になる。
瞳の色は翡翠色。
周りからは「碧眼狂鬼」と呼ばれていた。
キレると目が紅色に変化する。
能力は「砂を操る程度の能力」。
500000年の間蓬莱山で過ごしており、他の能力を持っていると考えられる。
胸は本人はBだといっている。
髪型は銀髪。キレると紅色に変化する。

ころねお嬢様の対決 3

さとりさんは屋上のフェンスに身を預け、微笑んだ。

「どうして、ここに?」
「私は必要性がある時には存在して、必要の無い時には存在しないのよ」

 なるほど。

「つまり、今は必要性があるから現れたわけですね?」
「ええ、そうなるわ」

 さとりさんはフェンスに背を預けて、瞳を閉じた。さらさらの長い髪が風を受けてふわりと広がる。

「いい風ね」

 俺は返事をしなかった。
 さとりさんの行動は本心からのものだろうか。それとも、これも計算された動作なのだろうか。
 俺が迷っていると、さとりさんはふっと薄く眼を開けた。

「明日のゲーム、苦しいけど勝ってね」
「え?」

 聞こえなかったわけじゃない。だが、意味を飲みこむには時間が掛かった。
 さとりさんはまっすぐに俺を見て、もう一度繰り返した。

「あなたは明日、コンピューター研究会と合同でゲームをするわ。……宇宙船で戦うゲームで、あなたは勝つ」
「それだけ、ですか?」
「ええ」
「わざわざ時間を越えて会いに来て、『ゲームに勝て』と?」
「そうよ」

 さとりさんはきっぱりと言い切った。

「私がこうしてあなたに勝てといったことで、明日のゲームに貴方が勝てるなら。時間を越えて会いに来た意味はあるのよ。
 ……分からないでしょうけど、あなたが勝つか負けるかによってその後の歴史が大きく分岐する可能性があるの」
「……分岐?」
「分からないと思うから言うわね」

 風が強くなった。

「あなたがゲームに負けることが引き金になって『消失』事件が発生しなかった場合、それを収拾する修正移動が起こらない。
 そうなれば私の『理由』が薄くなって、全く別の可能性に飛んでしまう可能性が20%くらいあるの」

 分からないだろうから言う、とはとんだ話だ。確かに俺にはさっぱり理解できない。

「それで、俺に話をするとどうなるんですか?」
「30%しかなかった確率が75%くらいまで底上げできるの。つまり、歴史に誤謬が発生する可能性が少なくなる」
「……分かりました。善処します。でも、負けても怨まないで下さいよ」
「ええ。……本当はもっとゆっくり話をしたかったけど、時間のようね。そろそろ私は行くわ。頑張ってね」

 俺の肩をぽんと叩いて、さとりさんは屋上から去っていく。
 去り際に、さとりさんはくるっと振り返った。

「ああ、忘れていたわ。コンピューター研のゲームなんだけどね。この時代のゲームとしては普通のレベルなんだけど、学生が独力で作ったとなるとさすがにオーパーツになっちゃう可能性があるの。だからころねさんが飽きた時点で、世に出る前にデータは『事故』で消えてしまうことになるわ」

「……!」
「だから、せめて消える前に楽しく遊んであげてね」

 言う事だけ言うと、さとりさんはふっと身を翻した。
 扉が閉じる。
 今から追いかけても、彼女はもうどこにも居ないだろう。


「もう! 何やってたのよみかりー! アンタが居ない間にもう二回は大勝利を飾ったんだからね!」

 俺が部室に戻るともうコンピ研の連中はいなかった。
 代わりにころねが怒っているのか得意げなのか分からない表情でまくし立ててくる。

 そしてコンピューターのディスプレイでは『VICTRIY』と、おもいっきり綴りの間違った英語が踊っている。
 まったく、人の気も知らずに呑気なもんだ。

「それで、結局執事くんはどうしたんですかぁ?」
「いや、ちょっと知り合いを見かけただけですよ。久しぶりだったんで、少し話をしてきました」

 嘘は言ってないぞ。
 その相手は未来のあなたなんです、とさとりさんに言わなかっただけだ。
 ころねもその言い訳で納得したのか、ふん、と鼻を鳴らしただけだった。
 サクヤと㎡はいつも通り無表情と胡散臭いスマイルだが、まあこの二人には感付かれていても特に問題はないだろう。
 俺は肩をすくめて自分の席に着いた。

「じゃあ、ラスト一回いくわよ! これで負けたら死刑だから!」
「へいへい」

 ころねの号令と共に、ディスプレイの画面が編成モードに移る。
 嬉々としてマウスをいじっているころねや、あうあう言いながら艦隊を作っているさとりさんを眺めていると、こんなゲームで未来がどうのと言われても現実味は感じない。
 別に勝つも負けるも運次第ってことでいいんじゃないかと思わないでもない。
 そもそも未来を救う為にゲームで勝ちます、なんてアホな役回りは俺向きじゃない。本気を出してやったって負けるときは負ける。俺が負けると『消失事件』が発生しない、なんて知るか。どんな出来事か知らんが『事件』なんて名のついてる事は起きない方がいいに決まっている。

「ほら、みかりーもさっさと戦艦選びなさいよ! みんな待ってるわよ!」
「……ああ」

 ころねはいつでも、どんな遊びだろうと手を抜かない。それが単なるゲームであっても全身全霊を賭けて打ち込む。
 対する俺はどうか。ゲームは逃げないなんて分かったような事を考えて、適当に遊び散らかしているだけだ。
 さっき大きい方のさとりさんが言っていた。ころねが飽きれば、このゲームは消される。
 つまりそれは、このゲームは逃げるって事じゃないのか? それなのに、まだ何だと理由を付けてなあなあで当たろうとする。下手をすれば、どうせ消えるゲームなら本気を出すだけ無駄だ、なんて考えそうになる。

 それじゃあ俺は、いつ本気を出すんだ?

「大丈夫ですか?」
「呼吸、脈拍に乱れはない。ただ別の事を考えているだけ」
「執事くん?」
「……いや、気にするな」

 俺はマウスを操作して艦隊を編成し始めた。
 手持ちの艦はデフォルトの1万。多すぎもせず、少なすぎることもない。
 俺の少ない脳みそをフル回転させて、効率のいい編成を考える。
 勘違いしないで欲しい。俺は単に、俺自身に失望したくないから気合いを入れただけだ。
 断じて『よし、いっちょ本気を出してみるか』なんてこっ恥ずかしい事を考えているわけではない。
 さとりさんにお願いされたからとか、未来がどうのとか、まして俺が頑張れば明日の勝負に勝てるなんてあまい事も考えちゃいない。
 ただちょっと、椅子に深く座り直しただけだ。

「できたぞ」

 空母2隻、戦艦5隻、重巡洋艦5隻、軽巡洋艦10隻、駆逐艦1000隻。
 それが俺の手持ちの駒だ。


続く…